[レポート] B-2 プロダクトを立ち上げる技術、そして去る技術 – プロダクトマネージャーカンファレンス2022 #pmconf2022

プロダクトマネージャーカンファレンス 2022

しんや

2022.12.09

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2022年11月02(水)、プロダクトマネジメントに携わる人たちが共に学び、切磋琢磨するイベント『プロダクトマネージャーカンファレンス2022』がオンライン形式で開催されました。

当エントリでは、ブレイクアウトセッション『プロダクトを立ち上げる技術、そして去る技術』の参加(視聴)レポートをお届けします。

セッション概要

セッション概要は以下の通りです。

[タイトル]
プロダクトを立ち上げる技術、そして去る技術

[登壇者]
・田野晴彦氏(株式会社エンペイ/取締役CTO)

[セッション概要]
スタートアップでも社内の新規事業でも、非連続な成長を実現するためには継続的に新規プロダクトを立ち上げていく必要があります。

最初は創業者がPdMをすることがほとんどだと思いますが、スケールしていくためにはどこかのタイミングでPdMを移譲し、プロダクトを去る技術が重要になっていきます。

このセッションではSaaSスタートアップでの実体験に基づくプロダクトの立ち上げ〜去るまでのライフサイクルについてお話できればと思います。

(※以上、公式サイトより引用)

今日の話はこんな人に聞いて欲しい
- バトンを渡して新しい問題解決へのチャレンジをしていきたい人
- PdMがローテーションするような環境を作りたい人
- まさに今、色々引き継がれているPdMの人々
なぜプロダクトを去らないといけないのか
- 急成長企業が成長速度を保つために毎年のように新プロダクトをリリースする
- 売上、対応セグメントとレイヤーを積み重ねる
- プロダクトは相互に連携し、会社全体の事業戦略を遂行しなくてはならない
  - PdMのローテーションが重要
- エンペイにおけるライフサイクル
  - とにかく立ち上げる
  - プロダクトが1..2になると色々なアラインが必要となり俯瞰
  - 新たな新規プロダクトの立ち上げ
去った後どうなったか
- flyleによる、全員でプロダクトを作っていくプロセス
- オープンかつ、事業戦略へのアラインが明確な状態に
- Bizと連携した探索活動
- NPSもやりつつ、能動的なインタビュー...etc
- これらが移譲後、二代目＆三代目により自律的に起きている

探し方でよくある話
- 「こんな人いない？/PdM経験があって、不確実な状況でもリードできて、エンジニアのバックグラウンドがあって...」
  - 「い　ま　せ　ん」
- 「記事によると、社内でPdM適正のあるエンジニア、デザイナーさんとかのジョブチェンジが良いらしい。〜さんとかどう？」
  - 「確かに有効かもしれないが、PdM理解のある人がPdMの周りにいるのも同じくらい大事...」
自分と似た芸風の人を採用し、育成する
- 妥協する点 -ハードスキル
  - PdM経験(但し似た業務経験は必要)
- 妥協しない点
  - ソフトスキル
  - コミュニケーションスタイル
  - メンタリングしやすい、障害と成長が予測出来る
  - 自分と全くタイプの違うPdMはギャンブル

"良いPdMの周りでは例外なく、チームに勢いが生まれ、プロダクトが進捗している。"
オンボーディングの技術
- まず雰囲気を作り、そこに追いついてもらう
- プロダクトマネジメントは団体総合格闘技
- チームでプロダクトマネジメント出来ている状態を作れればOK
勢いは作れる
- PdMの実績は、最初は自身ですら正しく認識出来ない
- 正しく伝えて周囲の信頼を獲得し、その信頼を担保により大きな仕事をする
- 勢いよく回していることで、次第に体が慣れてくる